加工されない、生の情報が欲しい

 台風被害にあっている九州の人たちには申し訳ない話を書く。許してもらいたい。
 子ども時代に、たまたま台風の目に、住んでいたところが入ったことがあった。一昨年のことだ。ふっと、そんな記憶がよみがえってきた。周りには、台風の雲があるのに、真ん中だけ青空が見えていた……。
 もう一度、台風の目にはいってみたいと、とんでもない思いに取り憑かれた。
 いまは自分は東京に住んでいて、台風が東京を直撃する、と天気予報がいうたびに、台風への備えをし、台風の直撃を待ちわびた。
 しかし、東京直撃の台風はみごとに東京をそれ、太平洋沖を通っていってしまう。それも、一回や二回ではない。
 たしか、台風は自分の力では動けないはず。ジェット気流などに流されて動いていく。そんな怠け者のはずだ。それなのに、どうしてこんなにも天気予報がはずれるのか。
 そこで、台風の進路予想の新聞の切り抜きをノートに貼り、実際に通ったコースを後から記してみた。

 そんなことをしていたら、ある疑問が芽生えてしまった。
 東京直撃の台風情報は加工されているのではないか、という疑問だ。
 これ以上のことを書くと、どうもまずいらしいから、書かない。


 気象予報士も、気象庁が発表すること以上の台風予報の発言すると、苦労して手に入れた気象予報士の資格を剥奪される、らしいから。

 そういえば、私が子どもの頃、台風接近のニュースと同時に、台風は進行方向の右側が風が強くなり、台風から離れた場所で大雨になる、というようなメカニズムの話もしていたように思う。また、屋根が飛ばされるメカニズムのようなものもやっていたように思う。
 いまは、そういうニュースはなくなった。「台風が東京を直撃する可能性が高いので、十分に注意してください。」とアナウンサーが注意を喚起するだけ。そして、被害が出てから、お決まりのように、そのメカニズムを専門家に語ってもらう。
 
 原発事故の初期段階で、私は海外のニュース番組ばかりを見ていた。日本では放送されない、日本の風向きを報道していたからだ。
 私はいいたい。あなた方が思っているほど、バカじゃない、と。加工されない、生の情報が欲しい、と。
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by spanky2011th | 2011-06-26 14:06 | 世相 妄想随談