おめでとうございました。は過去形ではない

 結婚式などで来賓挨拶で使われる「おめでとうございました」。最後の「た」を、過去形と解釈して、まちがっていると文句を言っている人が結構いるが、この「た」は過去形ではなく、完了形の「た」だ。
 ノーベル賞でも、芥川賞でも構わない。その候補になった段階では、「おめでとうございました。」も「おめでとうございます。」も使わない。電話がきて、決定した段階で、「おめでとうございました。」になるのである。もちろん、現代では「おめでとうございます。」でもかまわない。

 次の4つの文章。モナリザはすでに見たのか、見てないのか。それを見たのは日本か、パリか。じっくりと考えてみれば、「おめでどうございました。」が正しいことが分かってもらえるはず。

(1)パリにいったときに、モナリザを見るつもりだ。
(2)パリにいくときに、モナリザを見るつもりだ。
(3)パリにいったときに、モナリザを見た。
(4)パリにいくときに、モナリザを見た。

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by spanky2011th | 2011-06-26 21:59 | 日本語はおもしろい