「は」と「が」について(12)

「は」が「が」についての一般的解釈

 最近、日本語の本ばかり読んでいる。そして、日本語のことばかりググッ(google)ている。そしたら、でてきました。私が主張している「五感認識伝達」に近いことをいっているところが……。 
 「日本語教師になるための教育」文法では、私がいう「五感認識伝達」を「現象文」といっているようだ。
 じっくりと、一つ一つ考えていこうと思うが、まずはとにかく一般的解釈を知るために、以下・コピペして、そのまま紹介します。


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日本語教育に関するFAQ


Q: 助詞の「は」と「が」の使い分けについて教えてください。

A: お答えいたします。

■『は』(副助詞)と『が』(格助詞)の使い分け

●「既知(すでに知っている)・旧情報」は「は」/
 「未知(まだ知らない)・新情報」は「が」

次の例を見てください。

例1:「むかしむかし、あるところに おじいさんと おばあさんが いました。
    おじいさんは 山へ 芝刈りに、おばあさんは 川へ 洗濯に . . . 」

初めの方の文では、「おじいさん」と「おばあさん」は(話し手は知っているが、
聞き手はまだ知らない)新しい情報として提示されているために「が」が使われ、
後の方の文では、(話し手だけでなく、聞き手もすでに知っている)情報であると
いうことで「は」が使われています。

例2:「誰が窓を割ったんだ?」

この例では、話し手自身が「窓を割った」人物が「誰」であるのかを知らない
(未知)ために、「が」が使われています。

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[日本語教師養成講座]より

「は」と「が」の使い分け 
 5. 言語一般 日本語の構造 文法









助詞の「は」と「が」を使い分ける方法の説明として、今までになされ てきたものを野田尚史が五つに分類してまとめている。
(1) 新情報か旧情報かによって使い分ける方法。
 会話の中や文脈で、主格となる名詞 が未知(=新情報)の場合は「が」を使って表し、既知(=旧情報)の場合は「は」を使って表すという基準である。
 鈴木さんは校長です。 (「鈴木さん」のことは「既知」なので、「は」を付けて表す)
   鈴木さんが校長です。(校長が誰であるのか「未知」なので、「鈴木さん」に「が」を付けて表す)

(2) 現象文か判断文かによって使い分ける方法。
現象をありのままに、話し手の主観的な判断を加えずにそのまま表現する文を「現象文」と呼び、現象文の主格には「が」が付く。こ れに対して、現象に対して話し手が主観的な判断を加えて表現する文を「判断文」と呼び、判断文の主格には「は」が付く。以上のことを基準に して使い分ける方法である。
  (目の前の犬を見て)犬が寝そべっ ている。(現象文)
  (他の人に間違えて持って行かれそうになっ た傘を指して) それは私の傘です。(判断文)

(3) 主格がどこまで係る(=つながる)のか、文末まで係るのか、節の中だけにしか係らないのかによって使い分ける方法。
  主格が文末まで係るときは「は」を 用いて、節の中だけにしか係らないときは「が」を用いるということを基 準にして使い分ける方法である。
父が晩酌をするとき、つきあう。
父は晩酌をするとき、冷や奴を食べる。

(4) 主格が対比の意味を表すか、排他の意味を表すかで使い分ける方法。
主格が、その文の中には出てこない同じ種類の名詞に対して、「比べて言うと、~であ る」という対比の意味を持つときは「は」が用いられ、
「それだけが~である」という排他の意味を持つときは「が」が用いられる、という基準に よる使い分けである。
  犬は好きだが、猫は嫌いだ。(対比の意味 を表す)
  私が責任者だ。(ここにいる者の中では、他の者ではな くて、私だけが責任者であるという排他の意味を表す)

  (5) 指定文か措定文かで使い分ける方法。
「貴乃花は横綱だ」のように述語が主格名詞の性質を表し、「横綱が貴乃花だ」とは言い換えられない文を「措定文」といい、措定文のなかでは「は」が用いられる。これに対して、「鈴木さんはあの人だ」のように述語の名詞が主格名詞と同じもので あることを示し、「あの人が鈴木さんだ」のように言い換えられる文を 「指定文」または、「同定文」といい、この種の文のなかでは「は」も 「が」も用いることができる。
  地球は、太陽系の惑星だ。(措定 文)
  あの人の趣味は、勉強だ。(指定文)

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by spanky2011th | 2011-07-08 21:34 | 日本語 助詞「は」と「が」