「なでしこジャパン」に見る日本のエネルギー問題(3)


 昨日、書きたかったことの続きを書く。
 「なでしこジャパン」は、こまかくパスをつないでいく。ここに、日本らしいエネルギー問題の解決法が見える。

 例えば、日本の電気も、東電・関電・九電などと連例を深め、互いに余った電力をやり取りする。足りない需要予想のときには、前もって、他社にお願いをしておく、というような、スタイルを築き上げることだ。そのスタイルは、電力会社というメガ・マシーン同士はあたりまえだが、ソーラーパネル発電をして、余剰電力を電気会社に買い取ってもらっている人々や、新規に発電に乗り出す人々にも広げていく。

 原理的には、大昔の、精米するための水車小屋でも、発電は可能なのだ。小川でも、流れがあれば発電は可能なのだ。東京の地下にある巨大下水道でも、やろうと思えば、発電は可能なのだ。 
 近年、多くなった一時間100ミリを超える雨。それを下水にただ捨てるのではなく、どこかにプールできれば、発電は可能なのだ。
 私たちが水とともに捨てている糞尿。これからも、発電が可能だ。微生物からも発電が可能なのだ。
 通勤時間帯の駅の揺れからも発電は可能なのだ。
 草を食べて牛が出すゲップ(メタンガス)からも発電が可能なのだ。実は二酸化炭素よりも温室効果ガスとしては大問題とされている。
 こういった、小さな発電を、ニュービジネスにつなげていく。


 原発と比べれば、規模が小さすぎる、と原発推進派はいう。
 これは弱点ではなく、強みなのだ。どう組み合わせるか、によって、大きな雇用を生み、安定した電力供給もでき、放射能のような危険度はない。

 と、同時に、節電技術の向上もはからなくてはならない。

 いま主流の建物の内断熱。これを外断熱主体にし、補助的に内断熱を使う。グリーンカーペットも外断熱の一種だ。
 ソーラーパネルの代わりに、屋根に水道管を万遍なくひきつめるだけで、太陽光⇨電気⇨お風呂の湯よりも、効果的にお風呂の湯がたける。
 河川の空気の流れも、研究しなくてはならない。韓国ではすでに成功した例があるが、自然に戻すことにより、河川がヒートアイラントを冷やす効果があるのだ。
 銀座のミツバチプロジェクト。これなども、省エネの一つのヒントだろう。


 ただ、問題は、都心の交通機関の時刻表よりも綿密な、有機的なシステムを作らなくてはならないことだ。それができるのは、今のところ、日本人とドイツ人しかいないのではないだろうか。
 しかも、この分野では日本人の方が向いているような気がする。このスタイルが構築できたら、世界は技術を買い取りにくるだろう。
 サッカー同様に、地震大国で、資源のない島国に住む私たちは、自分たちのスタイルのエネルギー問題解決法を切り開いていくことだ。
 


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by spanky2011th | 2011-07-16 09:58 | 世相 妄想随談