地産地消で食料を守れ

 大きな池がありました。池に住む生き物達は、自分の思い通りに、生活していいことになっていました。自由主義です。
 何百年、何千年、いや何万年の時間の中で、自然とバランスのとれた生態系が出来上がっていて、どの生物も、共存共栄をしていました。
 ところが、そこへ、雑食系の外来種の魚がやってきました。マネー資本主義です。
「ここでは、自由にしていいのだよな」
 はじめは、池の小魚達を食べていました。それを食い尽くすと、えびがにやゲンゴロウのようなものまで食べるようになりました。
 外来種はどんどん増え続けました。食べるものがどんどん減っていきました。
 こうなると、自分たちが生き残るためと言って、共食いを始めました。(企業買収などです。株を買いあさり、その資産を手に入れる)
 さて、こんなことをつづけていて、いったい、この先はどうなるのでしょうか。

 ウォール街からはじまった反格差社会デモは、世界のあちこちに飛び火しています。
 かつて、村上ファンドというのがあって、その中心者が「金儲けして、どこが悪いのですか」とのたまいました。
 一時「ウイン・ウイン」の関係という言葉が流行りました。しかし、その実態は「金儲けして、どこが悪いのですか」でした。
 いま、食料が投機の対象として、注目を集めています。このままだと、貧乏人には、「食料は行き届かなくなる」という時代が来るでしょう。
 一キロの肉を作るために、6キロの穀物が必要とされる、とむかし読んだ記憶があります。人口が120億人に達したとき、お金持ちはお肉を食べ、貧乏人は穀物も食べられないで、雑草を食べるしか手がなくなるのでしょうか。
 海にいって、魚を捕るというのは、漁業権の問題もあり、庶民にはできなくなってしまうのかもしれません。

 食料は、それこそ、民衆の命の綱です。これを真剣に、金儲け主義の人たちから、守らなくてはなりません。
 工業製品を世界に輸出し、そのお金で食料などを買えばいいじゃないか、で戦後の日本はやってきましたが、かつての食料の輸出大国だった国は、輸出できなくなってきています。自国の人々のお腹を満たすのに、せいいっぱいになってきたからです。
 
 震災後、地産地消ということばを耳にするようになりました。
 豊作貧乏という言葉に象徴される農業の問題点を解決し、手遅れにならないうちに、1億2千万の人々が、狭い国土で、それなりの生活がてきる経済体制を作ることが、いまの日本の喫緊の課題ではないでしょうか。
 そのノウ・ハウは、世界へ輸出できるはずです。
 
 ということで、こんな素朴な人たちがいたころがうらやましい。
「りんご追分』は、二十世紀の日本の名曲だと思います。ジャズメンもレパートリーにしている人が多いのもうなずけます。

 
 
  
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by spanky2011th | 2011-10-18 19:18 | 世相 妄想随談(音楽付き)